トオル・フォーエバー

大学四年のとき、念願のバイク(250cc)を買って一週間ほど経ったころだろうか。朝、バイト先(カラオケ&ゲーセン一体型)に向かう途中、カーブで見事にスッこけた。怪我は大したことなかったが、はじめてのことで呆然としてるところに、なにやら遠くから歌声が近づいてくる。
「なんだよ、こんなときに変なばあちゃん来たなあ…」
と思ってふり返ると、それはチャリに乗ったトオル先輩だった。
あれは何を歌ってたんだろう?
というわけで、学生時代のバイト先の先輩トオルちゃんが、小学校の卒業文集を送ってきてくれた。しかも合わせて選りすぐった他の子たち20人分くらいをトオルちゃんのコメント付きで。いやはや、なんて優しい先輩なんだ。と、読み出すとこれが面白いんですわ。先にこんなこと言ってハードル上げちゃってますが、どうにかすべてアップしたいと考えております。教育、社会、家族、世界平和てんこもりです。
まず今日は、トオル先輩のを紹介させていただきます!

トオル氏のコメント)
かなりイタイですね(汗)ゲームウォッチを分解したところのくだりはゲームウォッチに時計のしくみがあるんでタイムマシンにつながると思ったんでしょうねーきっと
※書き始めっから漢字まちがってますねー(汗)


ヒロトのコメント)
「最後の持久走」おれは分かっちゃいました。この文章はタイトルを「セックス」と置き換えてもなんとなく意味が通ります。いや、これは間違いなくセックスについての文章。官能小説です。小6にしてこの隠喩。さすがトオル先輩です。字があやしいですが「…これが本当の龍頭蛇尾だ」がいいですね。
「二十一世紀の私」こういうの書かせるパターンもあるんですね。ポジティブとネガティブが入り乱れつつも明るい未来に突き進みたいというトオルちゃんの気持ちがよく分かる気がしました。